ご高齢の方・障がいがある方・車椅子や杖を使用される方との旅行に同行した添乗員の旅日記です。参加者の旅の喜びや、日本・世界のバリアフリー・UD情報もご紹介します。


by tabinoyorokobi
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カテゴリ:皇居参賀と箱根駅伝( 1 )

旅は元気の素になる!

旅のよろこび社の年末年始のツアーは、浅草・箱根・皇居参賀であった。
東京では、大型リフトバスで楽々乗降。

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宿泊は、東京都庁に隣接している、新宿の京王プラザホテルにお世話になった。
日本のバリアフリーホテルをリードする京王プラザホテル。
なんと10室のユニバーサルデザインルームを保有している。
①カードキーを、かざすだけで鍵の開閉が出来るタッチパネルの客室のドア(薄いカード差込口にカードを入れなくてもOK)
②大きなモニター画面付のドア覗き穴(小さな覗き穴を見なくても、ドア外のベルが押されると、客室内のモニター画面が点き、外部の様子を見る事が可能) 
③電動ベッドは勿論、立ち上がりやすいように座面後部が競り上がるソファー完備。
④聴覚しょうがいがある方に便利な、バイブ振動付き目覚ましや、ドア外のベルが押されると、ストロボが発光し、来客を知ることができるシステム。
その他、誰もが使いやすい様々な工夫がされているUD仕様の客室である。

ただ、バスルームのエリアには、排水溝がないので、バスタブの外でシャワーを浴びる事はできません。 バスタブに入るか、バスボードが設置されているので、移乗し腰掛けてシャワーを浴びるかになります。

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1月1日、箱根に行った。 明日・明後日の箱根駅伝の準備が行われている。
リフトバスは、試走しているテレビ中継車の後を走って、箱根の坂を登った。 明日、この道を駅伝走者が名勝負を繰り広げるのであろう・・・・。

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お客様の車椅子を押して、折り返し地点を見に行った。
その時!
「ちょっと、車椅子から手を離して・・・・」 お客様の声が。
すると、共に車椅子ご利用のご夫妻、お二人で競争しながらゴールへと自走を始められた。
フィニッシュは両手を上げてゴールイン!
この光景にはビックリした。
普段おとなしいお二人が、こどものように、はしゃがれてニコニコ笑顔。
「毎年駅伝見てるんです。大好きなんです」と、興奮気味にお話される。
ああ、旅って人を元気にさせるパワーを持っているんだ~と、思った瞬間であった。

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1月2日
皇居一般参賀である。
駐車場には、様々な県のナンバープレートのバスを見る事が出来る。 名古屋・福島・富山・・・
富山のバスには、屋根に雪が積もっていた。 富山の雪が溶けずに東京まで残ったのだ。
熊本在住の我々には雪が珍しい。 バスの屋根から落ちた雪をお客様に触ってもらうと、満面の笑みがこぼれた。 

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二重橋前広場は一面玉砂利である。 しかし、景観を損ねない同系色で、一部舗装されている道がある。 車椅子利用者や、ベビーカー利用者は、その舗装道を通り、皇居内に進んでいくのである。 熊本城や、水前寺公園にも、この様な道があってもいいのかもしれない。
ちなみに、二重橋前広場には、玉砂利や砂浜でも埋もれない、タイヤが太い車椅子のレンタルがある。
同様の車椅子は、ハワイや鳥取砂丘、京都・平等院にもある。 

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正門より宮殿に入り、東庭の長和殿にて、参賀である。

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大晦日の浅草寺仲見世、元日の明治神宮初詣と箱根、2日の皇居一般参賀・・・・
毎年テレビで見る光景を、今年は実際に旅してみた。 
お客様が各所で、目を輝かせ、生き生きとされている。
旅は、元気の素になる! つくづく思えた3日間であった。
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by tabinoyorokobi | 2008-01-02 23:12 | 皇居参賀と箱根駅伝